通学制ならでは
仕事を持ちながら､ｷｬﾘｱｱｯﾌﾟのために資格取得を目指している人の努力はすばらしいと思います｡
もちろん企業で働く人だけでなく､家事や育児をこなしながら受験勉強に励む主婦の人々も､大変な努力をしていることでしょう｡
企業人や女性の受験者も増えているという人気の資格に社会保険労務士というものがあります｡
社会保険労務士はなかなか難しい国家資格で､独学で合格するには強靭な精神力が必要とも言われています｡
そのため予備校や講座を受ける人が多く､各種教育機関でも社会保険労務士受験ｺｰｽが設けられているところが多くあります｡
自分のﾗｲﾌｽﾀｲﾙに合わせて通学するのか通信制の講座で勉強するのか選択するのですが､それぞれの特徴も理解しておくとよいと思います｡
通学制の講座の良いところは､やはり内容のわかりやすさでしょう｡
しかしﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾀｰ等を使用して図や表でわかりやすく説明してもらえる講座ならよいのですが､おもにﾃｷｽﾄを読むだけという講師も中にはいるようです｡
それならCDやDVDを使った通信講座と何ら変わりありません｡
せっかく通学するのですから､内容のわかりやすさと質問への対応なども見極めてから受講を決めるようにしてください｡
通学制の場合､欠席した時のﾌｫﾛｰもどのように行なってもらえるかは重要です｡
講義のﾋﾞﾃﾞｵを貸し出ししてくれるところもあるようです｡
また､料金面では通学にかかる費用(電車､ﾊﾞｽ､ｶﾞｿﾘﾝ､駐車料金等)も計算に入れておく必要があります｡
何回も通うわけですから､交通費もばかになりません｡